「しわの種類が知りたい」
そんなお悩みを抱えていませんか?
実は、シワにはいくつかの種類があります。
また、一言でシワと言っても、色々なでき方や深さがあります。
この記事では、シワの種類と原因について詳しく解説します。
ぜひあなたのシワの解消のヒントになることを期待します。
目次
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>
シワの種類① 乾燥ジワ(小ジワ)
乾燥ジワは、その名の通り、水分不足が原因で皮膚の表面にできる比較的浅く細かいシワのことです。
年齢とともに肌の水分量が低下しやすくなり、乾燥しやすくなります。
特に皮膚が薄く乾燥しやすい目の上、目の下、目尻、口元などは小ジワが目立ちやすいです。
また、乾燥により「肌がゴワつく」と感じることがあるかもしれません。
これは、そもそも皮膚のターンオーバー(新陳代謝)が下がることが原因です。
それで、保水力が落ちていきます。
小ジワのケア
乾燥ジワは適切なスキンケアや美容成分(ヒアルロン酸やセラミドが配合されたものなど)を取り入れて表皮の水分を補い、皮膚の保湿力を高めることで予防・改善が期待できます。
また、紫外線ダメージの蓄積も乾燥ジワを深刻化させる原因になるため、日々のUVケアも欠かせません。
小ジワの治療
ケミカルピーリングやIPL(フォトフェイシャル)などがあります。
皮膚表面の代謝を上げたり、コラーゲンを増やす効果があります。
その他、皮膚の代謝改善にレチノールも効果があります。
また、皮膚のハリを出して、小ジワを伸ばす効果があるグロースファクターも効果があります。
シワの種類② 表情ジワ
表情ジワは、笑ったり眉間に力を入れたりなど、「日常の表情の動き」によってできるシワです。
おでこや眉間、目尻、口元など、表情筋を頻繁に動かす部位に出やすい傾向があります。
表情を作るたびに皮膚が折り曲がり、その状態が長年続くと、シワが定着してしまいます。
表情ジワのケア
表情ジワへの対策としては、筋トレなどで表情筋を過度に使いすぎないよう意識するのが重要です。
表情ジワの治療
美容クリニックでのボトックスが効果的です。
筋肉の動きを抑えて、シワを約半年できにくくします。
額の横じわに対するボトックス治療 30代女性
シワの種類③ 真皮ジワ(深いシワ)
真皮ジワは、表皮の下にある真皮層(コラーゲンやエラスチン)が減少し、肌のハリや弾力が失われて起こる比較的深いシワです。
加齢や紫外線の影響で徐々に深く刻まれていきます。
それが、ほうれい線についてやマリオネットラインなどになっていきます。
最初は小ジワからスタートし、徐々に深く変化していきます。
最終的には、真顔の状態でもシワが固定されてクセになってしまいます。
真皮ジワのケア
以下のような方法を複合的に組み合わせるのがポイントです。
また、長期的に継続が必要です。
真皮ジワの治療
例えばほうれい線であれば、グロースファクターにより治療可能です。
これは、皮膚の線維芽細胞を刺激して、失われた皮膚のコラーゲンを増やす根本治療です。
1回10分の治療で10年以上維持されます。
また、長期持続性はないですが、その他の治療として、ヒアルロン酸注入などがあります。
日常のケアだけでなく、美容医療を取り入れるなど、総合的な対策が必要です。
真皮ジワに対するお勧め治療
当院では、シワの種類やお悩みの部位に合わせて最適な施術を提案しています。
ヒアルロン酸注入やボトックス注射などの施術はもちろん、失われたコラーゲンを増やす根本治療も行っています。
シワが深くなる前に早めに対策することで、予防効果も期待できます。
グロースファクターとは|効果と副作用・リスクの完全解説
まとめ
シワには主に「乾燥ジワ(小ジワ)」「表情ジワ」「真皮ジワ(深いシワ)」の3種類があり、それぞれ原因やケア方法が異なります。
「本気でシワを目立たなくしたい!」
「どの施術が自分に合っているかわからない…」
という方は 、当院へお気軽にご相談ください。