自分の肌質はなんだろう?肌質によってケア方法が違うの?とお悩みではありませんか。
肌質によってケア方法が変わるため、それぞれの肌質に適したスキンケアを知ることは大切です。
肌質別に特徴を正しく、適切なケア方法を学びましょう。
以下に、乾燥肌、脂性肌、混合肌、敏感肌の4つのタイプの肌質についてそれぞれ特徴と原因そしておすすめのケア方法を紹介します。
目次
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
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乾燥肌の特徴と原因、ケア方法について
乾燥肌の特徴
乾燥肌の特徴は以下のようなものです。
“乾燥肌の特徴”
- 肌を触ると粗い
- 肌が赤くなりやすい
- 洗顔後すぐに保湿をしないと乾燥してしまう
- 冬場は白い粉(皮膚の剥離)がみられる
- 小皺が目立つ
乾燥肌のおすすめのケア方法
優しい洗顔やクレンジング
乾燥肌には、肌に必要な油分や水分を落としすぎない優しい洗顔料がおすすめです。
クレンジングはオイルよりジェルやミルクがおすすめです。
また、洗顔は1日に2回を目安にし、洗顔をしすぎないようにしましょう。
洗顔後すぐに保湿
保湿成分が豊富な化粧水や乳液、クリームを使って肌に水分を与え、乾燥から守りましょう。
正しいなスキンケア製品の選択
アルコールやスクラブなどの刺激性の成分を含む製品は避け、肌に優しい成分を含む製品を選びましょう。
また、乾燥肌にはセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含む製品がおすすめです。
紫外線対策
紫外線は肌を乾燥させ、皮膚の水分を奪います。 外出時はたっぷりと日焼け止めを使用し、長時間の日光を避けましょう。
生活習慣の改善
飲酒や喫煙は乾燥肌を促進させます。
バランスの良い食事をとる、十分な水分を摂る、適度な運動をする、良質な睡眠をとるなど、健康的な生活習慣を心掛けましょう。
室内環境の調整
暖房や冷房が働いている部屋では、加湿器を使って部屋の湿度を保つことが有効です。
脂性肌の特徴と原因、ケア方法について
脂性肌の特徴
“脂性肌の特徴”
- 顔がテカリやすい
- 毛穴が開きやすく、黒ずみや吹き出物ができやすい
- メイクが崩れやすい
脂性肌のおすすめのケア方法
脂性肌のケアには以下のポイントが重要です。
正しい洗顔
洗顔は皮脂を適度に落とすことから重要ですが、洗いすぎによって皮脂を過剰に取り去ってしまうと、逆に皮脂の分泌を増やす可能性があります。
泡立てネットなどを使ってしっかりと泡立て、手のひらで優しく洗うことが大切です。
皮脂が過剰だとしても洗顔は1日2回を目安としてください。
保湿
皮脂が過剰に分泌されると肌は乾燥していると誤認し、さらに皮脂を分泌しようとします。そのため脂性肌の方も保湿は重要です
バランスの良い食生活と睡眠
脂質や糖質の取り過ぎは避け、バランスの良い食事を心掛けましょう。
また、質の良い睡眠はホルモンバランスを整えるためにも重要です。
混合肌の特徴と原因、ケア方法について
混合肌とは、一部が脂性肌で一部が乾燥肌といった、異なる肌質が続いている状態を気にします。 特に、Tゾーン(額と鼻)が脂性で、その他の部分が乾燥しているパターンが一般的です。
混合肌の特徴
“混合肌の特徴”
- Tゾーン(額と鼻)がテカリ、頬など他の部分は乾燥する
- 黒ずみ、毛穴の開きがTゾーンに集中する
- 同じ部位でも季節により肌質が変化する(例、夏は全体的に脂っぽく、冬は乾燥する)
これらの特徴は、皮脂の分泌量が顔の部位によって異なることで生じます。
混合肌のおすすめのケア方法
混合肌のケアはやや複雑で、乾燥部分と脂性部分にそれぞれ適したケアを行う必要があります。
正しい洗顔
脂性部分と乾燥部分では皮脂の分泌量が異なるため、適度な洗顔が重要です。 洗顔料は肌に優しいものを選び、必要以上に洗わないようにしましょう。
部分ごとの保湿
保湿も部位によって変える必要があります。 乾燥部分にはしっかりと保湿し、脂性部分には軽い保湿を心掛けましょう。
生活習慣の見直し
バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動など、健康的な生活習慣を心掛けることで肌環境を整えることができます。
敏感肌の特徴とケア方法について
敏感肌とは、物理的な刺激や化学物質、温度変化などに対して過敏に反応し、赤みやかゆみなどに症状が出現しやすいです。
敏感肌の特徴
敏感肌の主な特徴は以下のようなものです。
“敏感肌の特徴”
- 皮膚が薄く、血管が透けて見えることがある
- 刺激に対してすぐに反応し、赤みやかゆみ、乾燥、刺激感(ピリピリ感)が起こる
- 状態が日に日に変わりやすい
- 肌のトラブル(吹き出物や乾燥など)が治りにくい
これらの特徴は、肌のバリア機能が低下しているために生じます。
敏感肌のおすすめのケア方法
敏感肌のケアは、肌への刺激を極力しないことが重要です。
優しい洗顔
硬いタオルや強力な洗顔料でこすり洗いをすると、肌へのダメージが大きくなります。
優しく優しく洗う、低刺激の洗顔料を選ぶなどが重要です。
保湿
乾燥は肌をさらに敏感にするため、保湿は欠かせません。敏感肌向けの保湿剤を選んで、こまめに保湿しましょう。
肌への刺激を避ける
紫外線や乾燥、タバコの煙などの刺激を気にしましょう。また、アルコールやスパイスの強い食事も刺激になるため、適度に摂取することが大切です。
以上のように、敏感肌の特徴、原因、そしてケア方法を正しく考え、適切なスキンケアを行うことで、敏感肌を改善することが可能です
まとめ