
ヒアルロン酸注入今ではほとんどの美容クリニックで行われており、人気の高い施術の一つです。
ヒアルロン酸注射は様々な箇所に注入し、その注入箇所によって効果も全く異なります。
実は、ヒアルロン酸注入治療は、注入する医師の技術や注意力、センスや経験・技術が反映されやすい治療です。
それにより仕上がりが大きく変わってきます。
ここでは、ヒアルロン酸注射がどのような箇所に注入され効果を発揮するのか、さらに副作用・リスクについて解説していきます。
ヒアルロン酸注入を検討中の方は、意外と簡単そうに見えるヒアルロン酸注入で失敗しないためにも、また、不安を解消するためにもぜひご一読ください。
目次
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
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ヒアルロン酸注射とは?
ヒアルロン酸は、元々体内の皮膚や関節内などに含まれるヒアルロン酸というジェル状の成分です。
水分を多く含み、もっちりとした感じの物質です。
これを化学的生成したものを製剤としてあり、注射に用いることで、シワ・たるみ・保水力を改善します。
注入後は徐々に分解されていきます。
ヒアルロン酸注射のメリット
美容クリニックではヒアルロン酸をシワの改善や、ボリュームアップ、リフトアップ、輪郭形成などの目的で使用しています。
例えば、額を丸く形成したり、こめかみの凹み、頬のコケを改善したりすることが可能です。
さらに、シャープな顎や、ツンととがった鼻の形を形成することができます。
特にヒアルロン酸のメリットとして、注入したその日から治療効果を実感できることです。
自分の顔にないボリュームや形状を補うことができます。
ヒアルロン酸の注入箇所について
当院ではアラガン社のヒアルロン酸を使用しています。
アラガン社のヒアルロン酸のJUVIDERM BICLOSシリーズは、高品質で長期間の耐久性があるとして、日本にあるヒアルロン酸製剤の中で唯一厚生労働省の認可を受けています。
ヒアルロン酸を5種類使用しており、お悩みの部位や症状によって使いわけています。
ヒアルロン酸注入で改善できる部位、主に以下の10種類です。
ほうれい線
ほうれい線の根本的な改善はグロースファクター治療のほうが、リスク・持続期間などの観点からおすすめです。
しかし、効果の即効性を求める場合はヒアルロン酸治療がおすすめです。
こめかみの凹み
こめかみにボリュームがなく凹んで見えると、全体的に老けた印象を与えます。
ヒアルロン酸を注入してふっくらと丸みを持たせれば、若々しい印象を与えることが可能です。
最近は前髪を出す方も多いので、人気の部位の一つです。卵型の綺麗な輪郭を手に入れることができます。
額の凹み改善、額を丸く形成する
アジア人の額はやや平ら気味の方が多いです。
額にヒアルロン酸を注入することで、凹みを改善し、額を丸く形成することができます。
額を丸くすると、女性らしい印象になります。
また、額のハリツヤを上げることもできます。
頬コケ
頬のコケはどうしても老けた印象を与えがちです。
頬コケにヒアルロン酸を注入することで、若々しく卵型の輪郭を手に入れることができます。
涙袋
涙袋をふっくらとさせることで、優しくキュートな印象になり、目を大きく見せることができます。
目元の状態によっては、たるみやクマが悪化することもあるので、適量を注入して過剰にならないように注入していきます。
リップ
唇のヒアルロン酸注射は、上下の唇のバランスを整え、ふっくらとした唇を作ります。
さらに唇のヒアルロン酸によって口角を上げ、人中を短くする効果があります。
また、唇の自然な水分保持を通じて乾燥を改善し、唇の縦じわを減らすためにしばしば使用されています。
鼻
鼻への注入は、手術なしで鼻を高く見せることができます。
鼻のアップノーズにすることで横顔のEラインを整えることができ、横顔が美しくなります。
ただし鼻へのヒアルロン酸注入は、血流障害のリスクが高いため慎重に行っていく必要があります。
顎
顎もヒアルロン酸注入で輪郭を整えることができます。
特に丸顔の方は、シャープな顎によって小顔にも見えます。
顎のヒアルロン酸は、形の形成やヒアルロン酸の持続期間を長くするためにも同時に顎BTXもおすすめです。
リフトアップ
フィラーリフトと呼ばれる特殊な技術は、ヒアルロン酸を使ってたるみの改善を目指します。
切ったり手術をせずに簡単なリフトアップの方法のひとつです。
肌質改善
上記の固いヒアルロン酸ではなく、ボライトという肌質の改善に特化したヒアルロン酸を使用します。
ボライトは、肌質の改善、毛穴、小じわに効果があります。
また、肌の内側から水分保持力をあげて潤いを保つことができます。
乾燥が強い冬場はもちろん、エアコンによる乾燥が起こる夏場も人気の施術です。
持続期間は約9か月です。
ヒアルロン酸の痛みについて
当院では麻酔クリームを行い、冷やしてから注射をします。
わずかな痛みはあるかもしれませんが、ほとんど我慢できる程度だと思います。
ヒアルロン酸注射の副作用について
副作用には、以下のようなものがあります。
基本的には、ヒアルロン酸注入は安全ですが、まれに重大なリスクが起こることがあります。
ヒアルロン酸注射の一般的な副作用
注射部位の一時的な反応
内出血、あざ
痛み
腫れ・浮腫
チンダル現象
ヒアルロン酸注射の重大なリスク
ヒアルロン酸注入における注意点
副作用が存在する
ヒアルロン酸注入は医療行為であるためもちろん副作用やリスクも生じます。
効果の持続時間
ヒアルロン酸は注入後、徐々に体内に吸収されるため、時間の経過とともに効果は減少します。
効果の持続期間は製剤によって異なり、個人差があります。
過剰な注入
過剰に注入すると、違和感を感じることがあります。
同じ部位に繰り返し注入することは問題ありませんが、注入しすぎると不自然になることがあるので、適切な量と頻度で注入することが大切です(カウンセリング時にお伝えします)。
注入量が多すぎると、ヒアルロン酸が吸収されず、しこりのように皮膚に触れる可能性があります。
適切な量の注入が重要です。
左右差が生じる
顔の形状は左右差があるためもちろん左右差が生じる可能性があります。
左右差を整えるような適切な注入が重要です。
当院のヒアルロン酸注射のこだわり
当院はヒアルロン酸注入へのこだわりをもっています。
ヒアルロン酸注入は、その患者様それぞれに合わせて注入量、注入するヒアルロン酸の種類を変えています。
患者様には事前に必ずカウンセリングを行い、リスクや副作用の可能性を十分にご理解いただいた上で施術を行っています。
まとめ
ヒアルロン酸注射は、様々な効果をすぐに実感でき、非常に満足度の高い施術の一つです。
しかしヒアルロン酸注射は施術者のセンスを問われることが多いです。
ご質問や不安点ありましたらいつでも相談ください。
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