• グロースファクター, ヒアルロン酸

ほうれい線にはグロースファクターとヒアルロン酸どちらがいいの?

ほうれい線にお悩みの方は、治療をたくさん調べられているかもしれません。

そしてほうれい線と調べたら必ず「ヒアルロン酸注入」という言葉もセットで耳にすると思います。

しかし、ほうれい線の治療にグロースファクター注射という言葉はあまり聞いたことがないかもしれません。

実は、ヒアルロン酸の注射もグロースファクターの注射も、どちらもほうれい線に効果的な方法です。

ほうれい線にはグロースファクター注射とヒアルロン酸注入治療どちらがいいのか??

この記事では両者の違いについて徹底的に解説します。

ほうれい線治療をお悩みの方ぜひご一読ください。

著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長 
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>

 

ヒアルロン酸注入治療とグロースファクター注射について

グロースファクター注射について

グロースファクターは私たちの皮膚の失われたり減ってしまったコラーゲンの生成を促進します。

コラーゲンが増えると肌にハリが出て、シワが改善されていきます。

ヒアルロン酸注入について

ヒアルロン酸注入治療は、シワや凹みに注入することで組織を持ち上げ、ふっくらとさせ、シワを改善します。

持続期間の違い

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸は時間とともに体内で分解されてしまいます。

どんなに効果が長いものでも1年程度で吸収されてしまいます。

そのため定期的な注入が必要です(通常は数ヶ月〜1年程度)。

グロースファクター注射

一度の注入で年単位で効果が持続します。

もちろん、加齢や紫外線の影響による自然老化の進行はありますが、10年後で何もしていない場合よりも老化の進行を抑えることができます。

持続期間からはグロースファクター注射がおすすめです。

 

当院でのグロースファクター治療後1年以上の経過写真です。

1年以上経過してもしっかり効果が持続しています。

効果発現時期の違い

グロースファクター注射

ヒアルロン酸注射のような即効性はありません。

早い方で施術後1か月から出てきますが、3-6ヶ月後にじわじわと効果が出ていきます。

ヒアルロン酸注入

効果は注入直後に見られます。即効性を求める方はヒアルロン酸注入がおすすめです。

ヒアルロン酸注入によるほうれい線治療を受けた患者様です。

治療直後のお写真で、ヒアルロン酸注入のメリットである即効性が分かります。

副作用、リスクの違い

グロースファクター注射・ヒアルロン酸注入に共通している一般的な副作用としては針を刺すので、内出血・腫れ・痛みは挙げられます。

また、両者とも効果が乏しい可能性、左右差が残る可能性はあります。

グロースファクター注射

しこり

当院のグロースファクター注射の場合は、しこりのリスクはほとんどありません。

他院で行われている細胞成長因子にPRPを混ぜて行う注射の場合、コーラーゲンが増殖し過ぎてしまうことでしこりになるという報告が出ています。

しかし当院では、上記のように混ぜて行う治療法や薬剤、投与方法でしこりや腫れが残るような治療は行っておりません。

今までもしこりの発現はありません。

ヒアルロン酸注入

血管塞栓

これは非常にまれですがヒアルロン酸注入の重大な合併症です。

注入したヒアルロン酸が顔面の動脈を詰まらせる=血管塞栓のために起こります。

失明や皮膚の壊死(皮膚が腐る)の可能性があります。

メンテナンスの費用について

グロースファクター注射

当院では1回の施術で18万円です。1回の施術料金は決して安くはありませんが、先述したように効果の持続が年単位とヒアルロン酸よりも長いことが特徴です。

また、2回目以降は少量の注入で済むので、費用は初回の半分以下です。

仮に2回目を9万円で追加注入した場合、10年間でかかる費用は27万円となります。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸は1cc当たりの8万円前後のクリニックが多いです。(アラガン社製のもの)

ほうれい線への注入量は各個人によって異なりますが、ヒアルロン酸は吸収されていくので、1年~1年半に1回の定期的な注入が必要です。

そのため、10年間でかかる費用は約80万円前後です。(1年に1回、1ccとして計算。量が必要な場合は比例して費用も増える)

 

即効性を求めるならヒアルロン酸注射がおすすめ

ヒアルロン酸は即効性があるので、急ぎのイベントがある時は、即効性のすぐれたヒアルロン酸注射がおすすめです。

ただし、効果を持続させるには定期的な注入が必要です。

根本的なほうれい線治療にはグロースファクター注射がおすすめ

根本的なほうれい線の治療法をお探しなら、グロースファクター治療がおすすめです。

また、刻まれている真皮性のほうれい線治療にはグロースファクター注射が適しています。

ヒアルロン酸注入では真皮性のしわは改善が難しいことがほとんどです。

当院で行ったグロースファクター注射の症例写真は下記のようになっております。

刻まれた真皮性のしわも改善し、患者様にも満足いただいております。

 

 

まとめ

当院ではほうれい線治療に対してグロースファクター注射・ヒアルロン酸注入ともに行っております。

効果の発現時期や、持続期間を考慮し、患者様お一人お一人に合わせて治療を行っています。

ほうれい線治療でお悩みの方はぜひご相談ください。

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