いつも鏡に映る深いほうれい線をどうにかしたいと悩んでいませんか?
ほうれい線がなければもっと若々しく見えるのにと悩んでいると思います。
長年のお悩みのほうれい線をたった1回の治療で改善し、長期にわたって効果が持続する「グロースファクター注射」という方法があります。
ここでは当院で行っているグロースファクター治療ついて詳しく解説します。
ほうれい線治療に対するお悩みが解消されます。ぜひご一読ください。
目次
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>
ほうれい線について
ほうれい線は鼻の横から口角にかけて現れるしわで、年齢とともに深くなる方が多いです。
ほうれい線はお顔の中心にあるシワなのでどうしても老けた印象を与えてしまうので老若男女問わずお悩みの上位に上がります。
このほうれい線に対する美容治療の1つとして、グロースファクターを用いた治療があります。
グロースファクターについて
加齢とともに、皮膚の弾力や柔軟性を保つコラーゲンが失われていき、ほうれい線も深くなっていきます。
このコラーゲンなどを作っている物質が線維芽細胞という細胞です。
グロースファクターはこの線維芽細胞を活性化させ、失われたコラーゲン生成を増加させます。
この過程によってほうれい線を改善していく治療がグロースファクター注射です。
ほうれい線の改善はもちろん、肌にハリと弾力が生まれ、小じわや毛穴も改善し肌質改善もすることが可能です。
グロースファクター注射のメリット
根本的なほうれい線治療
グロースファクター治療は失われたコラーゲンを再生する治療です。
そのためほうれい線の凹みのしわをふっくらさせるヒアルロン酸注入とは違い、根本的な治療法といえます。
そのため、ヒアルロン酸注入では改善がむずかしいほうれい線に刻まれたしわ(=真皮性のしわ)も改善することができます。
上の患者様方はグロースファクターによるほうれい線治療を選択されました。
既に刻まれてしまったほうれい線が改善しています。ヒアルロン酸注入歴のある方もいますが、このような真皮性のしわのほうれい線はヒアルロン酸注入では改善がなかなか難しいです。
グロースファクターによるほうれい線治療であれば真顔の時に刻まれてしまったほうれい線に対する治療も可能です。
効果の持続が長い
ほうれい線治療に代表的なヒアルロン酸注入治療は即効性がありますが、その分数カ月から1年に1回の定期的な注入が必要です。
グロースファクター治療の効果が年単位で継続します。
グロースファクターを肌に注入することで、将来の老化を防ぐことができるので、10年後にも差が出る治療法です。
もちろんその間に自然な老化は起こりえますが、ヒアルロン酸注入よりも効果が長いことがメリットです。
上の患者様方は当院でグロースファクターによるほうれい線治療をされました。
治療1年後はヒアルロン酸注入ですと効果がほとんどなくなり、次の注入を検討する時期です。
その点グロースファクターは1年経過してもしっかり効果が持続していることが分かります。
男性にも受けやすい施術
グロースファクター治療はダウンタイムが短く、あまり目立ちません。
またほうれい線はお顔の中心にあるためその人の見た目年齢を大きく左右します。
そのためほうれい線が気になる男性は多いです。
当院には男性の患者様も多くご来院されます。
こちらの男性の患者様方もほうれい線治療はもちろん美容医療自体が初めての患者様です。
当院でのグロースファクターによるほうれい線治療を選択いただきました。
ほうれい線の有無によって男性も見た目の若々しさがかなり違うことが分かると思います。
自然な仕上がり
グロースファクター治療はコラーゲンを増やす治療です。
そのため、ほうれい線部分に凹凸などの不自然な仕上がりはなく、笑ったときも自然な仕上がりです。
幅広い年齢層の方に施術が可能
当院には20代の方から80代の方までご来院いただいております。
グロースファクターによるほうれい線治療は、仕上がりが自然でダウンタイムも少ないためです。
ほうれい線治療に限界はありません。
塞栓のリスクがゼロ
ほうれい線治療で主流のヒアルロン酸注入はリスクの一つとして非常にまれですが血管塞栓のリスクがあります。
塞栓は皮膚壊死や失明の原因になり、非常に重大な副作用です。
グロースファクターはそもそもが体内に自然に存在する液体の成分のため、塞栓のリスクがゼロです。
ダウンタイムが少ない
グロースファクター治療は手術は不要です。そのため大きな腫れなどはありません。
大きなダウンタイムはほとんどない方が多く、出たとしても点状の内出血程度の方がほとんどです。
内出血は7日から10日で引く方が多いです。
グロースファクター注射のデメリット
複数回の注射が必要な場合がある
ほとんどの患者様は1回の注射で効果を実感していただき、1回の治療で済む方が多いですが、
もともとほうれい線が深い方、進行が重度の方は2-3回必要な場合があります。
そのため、当院では2回目以降の注入は半額で治療しています(片側のみならさらに半額です)
効果の出現時期に個人差がある
グロースファクター治療はヒアルロン酸注入と違って即効性がない方が多いです。
効果の出現には個人差があり早い方で1か月後、約3か月後~6か月後の期間をかけてゆっくりと効果が出現していきます。
効果の発現まで気長に待っていただく必要があります。
そのため、即効性を求められる方はヒアルロン酸注入をおすすめすることがあります。
効果に個人差がある
グロースファクター治療は人によって効果が異なる可能性があります。
これはどの美容医療に関しても言えることですが、効果の実感などは個人差があります。
その他の副作用・リスクについて
- 腫れ
- 内出血
- 血腫(血のかたまりのこぶ)
- 注射部位の不快感や軽い痛み
- 痛みが2~3ヶ月続く
- 複数回の注射が必要となる可能性
- 見た目の変化が乏しいと感じる可能性
- 注入部位によって効果に差が出る可能性
- しこりになるリスク
- 左右差を感じる可能性
- 感染症
- アレルギー
当院は、ほうれい線治療に特化した注入技術によって、上記これらの潜在的なデメリットを最小限に抑えるよう配慮しています。
グロースファクターの副作用と危険性については以下の記事もご覧ください。
当院のグロースファクター治療と他院との違い
他のクリニックでも、”グロースファクター “という名称でシワに対応している場合もあります。
当院のグロースファクターは、薬剤の濃度、組み合わせ方、注入方法などを工夫して、リスクを最小限に抑え、1回の施術で効果を実感できるのが特徴です。
ご参考までに、他院で行われている細胞成長因子にPRPを混ぜて行う注射の場合、コーラーゲンが増殖し過ぎてしまうことでしこりになるという報告が出ています。
しかし当院では、上記のように薬剤を混ぜて行うしこりや腫れが残るような治療は決して行っておりません。
そのためしこりなどの有害事象が出たことは今まで一度もありません。
一般的には、コラーゲンが増えすぎてしこりになった場合は、ケナコルト注射(ステロイド)によりコラーゲンを減らす治療を行います。
しかし、当院でこれまでそのような修正治療を必要としたことはありません。
グロースファクター治療の方法
①診察: 患者様のお悩みをじっくりと丁寧にお伺いし、皮膚の状態を詳しく評価し、グロースファクター治療が適応かどうか判断します。
②麻酔クリーム塗布:痛みを最小限にするために皮膚表面麻酔クリームを15-20分程度塗布します。
③治療:痛みを最小限にするために冷やしながら、グロースファクターを注射していきます。
その後帰宅できます。
当院のカウンセリングは平均40分~1時間程度、麻酔クリームは20分、施術は15-20分程度の所要時間です。
よくある質問
Q. グロースファクターの注射は安全ですか?
グロースファクターは、もともと体内に存在する物質でう安全かつ効果的にほうれい線を改善する方法です。
Q. グロースファクターの注射は痛いですか?
施術は、特に他の美容治療と比較すると、比較的痛みは少ないというお声をいただきます。
しかし痛みの感じ方は個人差があります。
注射をする前に、治療する部分に麻酔クリームを塗ります。(麻酔クリーム代も施術代に含まれております)
注射針は細いものを使用し、施術中の痛みを最小限に抑えます。
これまで痛くて施術が受けられなかったという患者様はいません。
Q. グロースファクターの注射は本当に1回で効果が出ますか?
ほとんどの方場合、1回の治療で効果を実感していただけます。
ただし先述したようにほうれい線が深い方や、より劇的な効果を望まれる方は、2回の注射が必要な場合もありますが、2回目以降の注射は1回目の半額で受けられます。(片側ならさらに半額となります)
Q. グロースファクターの注射の効果はどのくらい持続するのですか?
注射の効果は年単位で長期間持続します。
もちろん、紫外線を浴びたり、皮膚の老化など、加齢による自然な変化はあります。
しかし、グロースファクターにはアンチエイジングの効果があるので、グロースファクターの施術を受けなかった場合に比べれば、老化の進行は遅くなります。
Q. 以前ほうれい線にヒアルロン酸注射をしました。それでもグロースファクター治療を受けられますか?
ヒアルロン酸がない状態で治療を受けていただきます。
そのため、過去に注入したヒアルロン酸が自然に吸収されるのを待つか、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸分解酵素を注射して溶かすかのどちらかです。
ヒアルロン酸を注入したクリニック・医師に溶かしてもらうことかおすすめです。
なぜなら、ヒアルロン酸をきちんと溶かすためには、どの製剤を、どの部位に、どのような方法で、どのくらいの深さに、どのくらいの量を注入したかが最も重要な情報となります。ヒアルロン酸を注入した医師がそのことを一番理解しています。
Q. ヒアルロニダーゼを注射したら、すぐにグロースファクターの治療を受けられますか?
ヒアルロニダーゼを注射してから最短で2週間後に施術可能です、
Q. グロースファクターの治療後に他のクリニックやエステでレーザーなどの美容施術を受けることはできますか?
ほうれい線のグロースファクター治療を受けた場合、その後1ヶ月間はほうれい線への美容施術(マッサージを含む)は避けてください。
また、グロースファクター治療後6ヶ月間は、ほうれい線へのヒアルロン酸注入は避けておいてください。
Q. グロースファクター注射後に特に気をつけるべきことはありますか?
血行が良くなることで、内出血や腫れを引き起こす可能性があるため、飲酒や運動などは施術後3日~1週間は控えることがおすすめです。
また、注入直後に顔の表情を動かしすぎると効果が薄れるので、施術後3日間は大きく笑ったり、長時間話したりしないようにしましょう。3日間は歯科治療も避けてください。
特に治療後24時間は、内出血が出やすいですので、くれぐれもご注意ください。
まとめ
当院ではほうれい線に対してグロースファクター治療を行っております。
効果の持続も長く、安全なグロースファクター治療で長年のお悩みのほうれい線を治療してみませんか?
ほうれい線にお悩みの方、ぜひご相談ください。