肌を若々しく保ちたい!美肌を作りたい!と誰しもが一度は思ったことがあると思います。
もちろん個人の力では限界がありますが、自分でできる美肌を作る方法があります。
この記事では、お肌を若々しく保ち、美肌を作るために重要なことをお伝えします。
肌についてお悩みの方はぜひ一度ご一読ください。
目次
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
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スキンケア
洗顔
過度な洗顔は皮膚を乾燥させる可能性がありますが、適度な洗顔は不要な皮脂や汚れを取り除くために必要不可欠です。
朝の洗顔は控えているという方も多いですが、普通肌の方はむしろ寝ている間の皮脂や汚れを落とすためにも朝の洗顔はすべきです。
洗顔は1日2回、自分の肌にあった洗顔料で洗顔しましょう。
その際ごしごし擦らず、泡で洗顔するようにしましょう。
乾燥対策(保湿)
皮膚が乾燥すると、皮膚のコラーゲンやエラスチンが減少します。
このたんぱく質が減少することで、小じわや肌荒れが起こりやすくなります。
また、大人ニキビでお悩みの方は脂性肌というよりもむしろ乾燥によるニキビ(吹き出物)の可能性が高いです。
適切な保湿剤を使用することが重要です。
べたつきが気になるからと保湿クリームを嫌う人も少なくないと思いますが、クリームは肌を保護して、水分蒸発を防いでくれるためスキンケアとして非常に重要です。
紫外線対策
紫外線は肌の老化を促進することはみなさんご存じだと思います。
紫外線は肌のシワ・しみ・たるみの原因です。
日焼け止めをしっかりと塗り、また日傘やサングラスなどを用いて物理的に紫外線を遮断することも重要です。
食生活
ビタミンCの摂取
ビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートし、抗酸化作用も持つため、皮膚の老化を防ぐのに役立ちます。
キウイ、オレンジ、レモン、パプリカ、ブロッコリーなどの食材に多く含まれています。
ビタミンEの摂取
ビタミンEもまた、強い抗酸化作用を持ち、紫外線や大気中の汚染物質から皮膚を守るのに役立ちます。
アーモンド、ひまわりの種、アボカド、オリーブオイルなどに含まれています。
オメガ-3脂肪酸の摂取
オメガ-3は、皮膚の水分の維持や炎症の抑制に役立ちます。
鮭、サバ、くるみ、亜麻仁オイルなどがおすすめの食材です。
アントシアニンの摂取
アントシアニンは抗酸化作用があり、皮膚の老化を防ぎます。
ブルーベリーやチェリー、赤ぶどうなどの紫や赤い色の果物に含まれています。
たんぱく質の適切な摂取
コラーゲンやケラチンなどの皮膚の基本的な成分は、たんぱく質から作られます。
男性は75~95g、女性は55~75gのタンパク質を摂取することが望ましいとされています。
鶏肉、魚、豆腐、卵などを積極的に意識して摂取しましょう。
カルシウムの摂取
肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり)は理想は28日周期で行われていますが、加齢とともに代謝機能が低下し、ターンオーバーが遅れます。
カルシウムは、ビタミンDと組み合わせることで、肌のターンオーバーをスムーズに促します。
水分補給
肌の乾燥を防ぎ、新陳代謝をサポートするため、1日に1.5L〜2L程度の水分摂取が推奨されます。
生活習慣
睡眠
睡眠によって成長ホルモンが分泌されて、細胞修復など睡眠は美肌にとっても非常に重要です。
睡眠不足は皮膚の修復機能に影響を与えます。
毎日7~8時間の睡眠を目標に、特に午後10時から午前2時までの間に睡眠をとるとよいでしょう。
運動
運動によって血行が良くなることで、肌の新陳代謝も促進されます。
特に有酸素運動は美肌を保つためにおすすめです。
ストレスの管理
高いストレスレベルはホルモンバランスに影響を与え、ニキビや他の皮膚トラブルを引き起こすリスクとなります。
皮膚と神経系は密接な関係にあると言われています。
例えば、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、脱毛症などはストレスが発症の一因ということはご存じの方が多いと思います。
医学的にも、ストレスはホルモンや免疫のバランスを崩し、肌荒れを引き起こしやすいと言われています。
ストレスは溜め込まず、ストレスがたまったら休むことも重要です。
まとめ
美肌のためのご自身でできる生活習慣をご紹介しました。
もちろん自分ではお悩みの解決に限界があると思います。
肌のことでお悩みでしたらぜひ一度ご相談ください。
メールでのご相談も承っています。