鏡を見たときや写真を撮った時にふと目の下のクマや凹みにお悩みではありませんか?
目の下のクマがなければもっと若々しく見えるのになと思う方は少なくありません。
クマには原因により3つに分かれています。
クマの3つの原因と治療法について解説します。
クマでお悩みの方はぜひご一読ください。
目次
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
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目の下のクマの種類と原因
黒グマ
これは、実は老化現象の一つです。
皮膚が老化すると、たるみが起こり、また脂肪組織も減少します。
このたるみによって目の下に影ができたり、脂肪組織の減少によって凹んで見えることがあります。
茶グマ
目の下に茶色く色素沈着となっているクマの場合は茶グマと呼ばれます。
この色素沈着は目の下を擦ってしまったりすることでメラニンが沈着することによっておこります。
最近では、まつげ美容液の副作用の一つとして色素沈着が生じて茶グマが起こっている方もいます。
青グマ
青グマは目の下に青っぽい色が出る現象で、多くの場合、皮膚が薄いために血管が透けて見えることが原因です。
皮膚の血管が透けて見える青グマは血行不良が原因で起こります。
血行不良の原因として睡眠不足、過度なストレス、不健康な食生活があげられます。
目の下のクマや凹みの原因別治療法
黒グマの治療法
ヒアルロン酸注射
目の下の凹みにヒアルロン酸を注入することで、凹みを目立たなくすることができます。
効果はすぐに現れ、すぐに効果を実感できることが特徴です。
製剤にもよりますが、効果は6ヶ月から1年程度持続します。
ただし、この治療法は他の治療法よりも凹凸ができてしまうリスクが高く、注入したヒアルロン酸が皮膚の表層から透けて見えることがあります。
また、血流障害、感染症、アレルギーなどの重大なリスクがあります。
外科的手術
目の下にふくらみがある場合、手術で目の下を切除してふくらみを目立たなくさせることができます。
これによって長期的な効果が得られますが、2週間~1か月は腫れや内出血が目立ちます。
ヒアルロン酸注入の場合と異なり、効果は一時的なものではなく半永久的であるのが特徴です。
ただし取りすぎると逆に凹みが目立つリスクがあります。
凹みが目立つ方は、手術で膨らみを除去した後に脂肪注入やヒアルロン酸注入を行う必要があります。
茶グマの治療法
レーザー治療
色素沈着が原因の茶クマの場合、レーザー治療で改善することが可能です。
ただし1回での改善は難しく、複数回必要です。
ケミカルピーリング
ピーリングによってターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)を促進させて、色素沈着を改善します。
この治療法も回数が必要です。
ホームケア:クリームや美容液
有効成分のレチノイド、ビタミンCなど、皮膚の色や質感を改善する成分を含む製品の使用をおすすめします。
青グマの治療法
マッサージ
血行不良が原因の青グマはマッサージや皮膚を温めることがおすすめです
ただしマッサージのやりすぎは色素沈着のリスクとなりますのでご注意ください
リジュランi
リジュランはサーモンから抽出されたヌクレオチドを主成分とした薬剤です。
リジュランiによってコラーゲン新生を促し皮膚の厚みを出して青グマを改善することができます。
また、目周りの小じわやハリ・ツヤアップにもおすすめです。
まとめ
今回の記事では目の下のクマについて解説しました。
目の下のクマは種類によってもちろん治療法も異なります。
目の下のクマでお悩みの方には、気軽に受けられる無料相談もご用意しています。
また、お写真をご提供いただければ、メールにてより詳しいご相談を受けることも可能です。
いずれもご相談は無料です。
お気軽にお問い合わせください。