「えくぼ」はあなたの頬にありますか?
「えくぼ」とは、ほうれい線の延長上の頬にできる小さなくぼみを指す言葉で、人によっては魅力的な特徴としてみなされることが多いです。
ただ、若い頃は愛嬌があって気に入っていたけど、年を重ねるごとにほうれい線が深く見える原因になるため気になるという方もいらっしゃると思います。
今回の記事ではえくぼの原因と治療法について解説します
えくぼが気になる方、ぜひ一読ください。
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>
えくぼの原因
えくぼはできる方とできない方がいますがその差はなんでしょうか。
答えは頬の筋肉(大頬筋)が動く際に、皮膚が引っ張られることでくぼみができることが原因と言われています。
そのため皮膚や筋肉の使い方によるもので、全ての人にできるわけではありません。
また、以前ははくぼみがなかった、もしくはえくぼが浅かったのに、加齢とともにえくぼができたり、深くなった方もいると思います。
その場合、皮膚のコラーゲンが減少し、皮膚の弾力性が低下して、筋肉に引っ張られやすくなっていることが原因のひとつと考えられています。
えくぼの治療法
グロースファクター注入
グロースファクター注射はコラーゲン生成を促進します。
当院ではほうれい線にグロースファクター治療を行うことでほうれい線にお悩みの方に満足いただいています。
ほうれい線の延長上にある、えくぼも一緒に治療をすることができます。
理由は先述したようにえくぼは筋肉と皮膚の動きの関係が主要因のためです。
ボトックス注射
筋肉の動きを抑制することでえくぼを少し目立たなくする方法もあります。
先述したようにえくぼは筋肉の動きによるくぼみなので、筋肉の動きを制限することで、えくぼを目立ちにくくすることができます。
ただし、ボトックス注射をすると、笑い方がやや不自然になる可能性もあります。
これは通常、「笑筋」という筋肉や「上唇鼻翼挙筋」という筋肉に作用させるためです。
これらの筋肉は笑うときに使われる筋肉のため、動きを止めてしまうと、自然に笑うことが難しくなります。
この筋肉は、笑ったときに歯茎が見えてしまう、いわゆる「ガミースマイル」の原因ともなっています。
ガミースマイルのボトックス注射をすると、ほうれい線やくぼみが改善されるという方もいらっしゃいます。
欠点は、笑顔が不自然になり、またボトックスの効果は3~4ヶ月しか持続しないので、効果を維持するためには定期的に注射を受ける必要があることです。
まとめ
えくぼは愛嬌があり、個人の魅力や個性の一部とも言えます。
ただし”「えくぼ」が最近深くなってきた”、こんなえくぼにお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。