自分の顔を鏡で見たときにほうれい線が深いことに悩んでいませんか?
ほうれい線はどうしても顔の老化を強く印象づけることになります。
実は、深くなったほうれい線でも美容医療で改善することが可能です。
この記事では、ほうれい線が目立つ原因と美容医療で改善する方法についても解説します。
ほうれい線にお悩みの方、ぜひご一読ください。
目次
- ほうれい線とは
- ほうれい線ができてしまう理由
- ほうれい線が深く見える原因
- ほうれい線を改善する治療法
- ほうれい線を改善するセルフケア・NGケア
- ほうれい線に関するQandA
- ほうれい線の3つの種類とは何ですか?
- ほうれい線の左右差が生じる原因は何ですか?
- ほうれい線にファンデーションが溜まる原因は何ですか?
- 深いほうれい線は治療できますか?
- 60代でも治療できますか?
- まだ若いのですが、ほうれい線の相談はできますか?
- 笑った時のほうれい線はよくなりますか?
- 男性のほうれい線治療も可能でしょうか?
- ほうれい線に効果がある食事があるとしたら、何がおすすめでしょうか?
- 鼻の横のへこみ(鼻翼基部)に有効な治療法は?
- ほうれい線の近くの「えくぼ」を1回で簡単に長期的に治す方法は?
- ほうれい線治療の費用でコスパがいいものは?
- ほうれい線・マリオネットラインがつながっている場合について知りたい
- 太ったらほうれい線が深くなりますか?
- ほうれい線の3つの形とは?
- 真顔で刻まれているほうれい線は治るか?
- まとめ
- ほうれい線専門の当院について
- 関連リンク
著者:ほうれい線治療専門クリニック
福岡Shiwa美容皮膚科 院長
平島梨絵 ドクター紹介はこちら>
ほうれい線とは
ほうれい線ができてしまう理由
以下のような様々な原因があります。
①加齢
加齢に伴って皮膚の老化が起こります。
長年の紫外線や摩擦によるダメージにより、皮膚のコラーゲンとエラスチンやヒアルロン酸の生産が減少します。
これらのタンパク質は皮膚の柔軟性と張りを保つための主要なタンパク質です。
これらのタンパク質が減少する結果、皮膚の弾力の低下によりたるみが起こり、ほうれい線が深くなるのです。
②頬の脂肪の量
ほうれい線の上には頬の肉が存在します。
頬の脂肪が多いと、ほうれい線に影ができやすくなり、ほうれい線が目立ちやすくなります。
また、加齢に伴うたるみにより頬の脂肪がたれてきて、ほうれい線がさらに深く見えてきます。
③鼻横の窪み(骨格によるもの)
骨格的に小鼻の横が凹んでいる(鼻翼基部の凹み)場合には、ほうれい線が深く見えます。
鼻翼基部が低い場合には、影ができてしまうためです。
また、加齢により骨が吸収されることなどもたるむ原因となります。
骨格的に鼻翼基部(小鼻の横)が低い方は、ほうれい線が深く見えてしまいます。
④骨格
骨格的に鼻横がくぼんでいると、ほうれい線が若い方でも深く見えがちです。
⑤表情筋
動かすたびにほうれい線は深くなります。
また、間違った顔の筋トレ・エクササイズも悪化する原因となります。
⑤乾燥
乾燥により小ジワができます。
小ジワは動かすたびに深くなります。
また、皮膚の摩擦・こすりすぎで肌荒れが起こると、小ジワができやすくなりますので、注意が必要です。
ほうれい線が深く見える原因
実は、ほうれい線があまり深くなくてもかなり深く見えることがあります。
ここではその原因について解説します。
頬の脂肪の厚みが厚い
頬の脂肪が厚いと、ほうれい線が深く見えることがあります。
鼻横のシミ・色素沈着
鼻横が黒ずんでいると、暗い場所で特にほうれい線が深く見えがちです。
ほうれい線を改善する治療法
ほうれい線の見た目を改善する方法はいくつかあります。
①グロースファクター注入
グロースファクターはコラーゲンの生成を促進することでほうれい線を根本的に改善します。
一度の注射で効果が年単位で長持ちすることがメリットです。
鼻翼基部の凹みが深い方でも治療が可能です。
②ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸の注入を注入することで、しわや鼻翼基部の凹みを改善することげできます。
効果は注入直後に見られるため、即効性を求める方はおすすめです。
しかし効果は6か月から1年半程度なので定期的な注入が必要です。
③スレッドリフト(糸リフト)
糸リフトは棘のある糸を挿入することで、頬の肉を持ち上げ、たるみを改善する施術です。
腫れなどのダウンタイムはありますが、ダウンタイムが収まれば効果の即効性が実感できます。
ほとんどの糸リフトは1年から1年半の持続期間のため、定期的なメンテナンスが必要です。
④HIFU(High-Intensity Focused Ultrasound)
ハイフは皮膚の深部に熱を加えて、たるみをリフトアップします。
ダウンタイムもほとんどないことが特徴です。
ただし、たるみやフェイスラインが軽度の方におすすめの治療法ですが、中程度以上のたるみには効果の改善が難しい場合がほとんどです。
ただ、たるみの予防としてはおすすめできる機械です。
ほうれい線に対してはすでに刻まれてしまっているほうれい線には効果はありません。
ほうれい線を改善するセルフケア・NGケア
実はセルフケアの中には逆に悪化させるNGケアがあります。
注意点として、美容液や化粧品ではほうれい線の多少の予防になることはあっても、改善は難しいです。
ほうれい線に対しておすすめのセルフケア
スキンケア
保湿効果の高いスキンケア
レチノール成分の入ったスキンケア用品
生活習慣の改善
紫外線対策
禁煙と適度なアルコール制限
十分な睡眠
ほうれい線に対して場合によってはNGなセルフケア
方法を間違うと、以下のケアは逆効果になることもあります。
強すぎる場合は摩擦には注意が必要です。
表情筋トレーニング
顔のマッサージ
美顔器
詳細は以下をご覧ください。
ほうれい線を改善するセルフケア【逆に悪化させる!?NGケア3選】
ほうれい線に関するQandA
ほうれい線の3つの種類とは何ですか?
線の深いほうれい線と線の強いほうれい線です。
深いほうれい線とは、その名の通り、影がかかっている深いシワのことです。
線の強いほうれい線とは、上のお写真のように、ほうれい線が刻まれている状態のことです。
皮膚が黒ずんでいたり、鼻の横に赤みや血管がある場合、また、毛穴が開いている場合は、ほうれい線が深く見える原因になります。
まずこの2枚の写真を比べてみてください。
同じ時間、同一人物で撮影した写真ですが、暗い場所のほうれい線が深く見えます。
ほうれい線の種類の詳細は以下をご覧ください。
ほうれい線の3つの種類について-深い/強い/暗い あなたはどれ?
ほうれい線の左右差が生じる原因は何ですか?
以下があります。
表情のクセ
骨格
日常の習慣的な動作
寝姿勢
咀嚼の偏り
運転を頻繁に行う
過去の怪我や手術
歯科の問題
ほうれい線の左右差が起こる5つの原因と治療法を医師が解説
ほうれい線にファンデーションが溜まる原因は何ですか?
肌が乾燥することや加齢や紫外線ダメージなどで、肌の柔軟性が低下します。
肌の柔軟性が低下すると、ファンデーションがほうれい線部分にたまりやすくなります。
ほうれい線にファンデーションが溜まらないためにできるセルフケアや治療は以下をご覧ください。
ほうれい線にファンデーションが溜まる!原因と治療法について
深いほうれい線は治療できますか?
はい。
例えば、グロースファクターであれば、以下のように治療が可能です。
詳細は以下をご覧ください。
深いほうれい線が10分で解消し10年以上効果が持続する方法
60代でも治療できますか?
はい。
治療をするのに遅すぎることはありません。
60代からのほうれい線治療|ほうれい線専門クリニック医師が解説
まだ若いのですが、ほうれい線の相談はできますか?
もちろんです。
まずは以下をご覧ください。
まだ若いのにほうれい線に悩まされる3つの原因と治療法について
笑った時のほうれい線はよくなりますか?
はい。
当院ではグロースファクター治療を行っています。
グロースファクターは、皮膚のコラーゲンの再生を刺激することで、老化の根本である皮膚の老化にアプローチします。
コラーゲンの生成を促進することで、笑ったときに刻まれたほうれい線を根本的に改善していきます。
笑った時のほうれい線の詳細は以下をご覧ください。
笑った時のほうれい線を1回の治療で長期改善する方法|医師が解説
男性のほうれい線治療も可能でしょうか?
当院では男性の方も一定割合いらっしゃいます。
詳細は以下をご覧ください。
男性のほうれい線|1回で効果が長期持続する治療|専門医院解説
ほうれい線に効果がある食事があるとしたら、何がおすすめでしょうか?
「これで治る」というものはありません。
しかし、予防のためには、以下をお勧めいたします。
ビタミンCの摂取
ビタミンEの摂取
オメガ-3脂肪酸の摂取
アントシアニンの摂取
たんぱく質の適切な摂取
カルシウムの摂取
十分な水分摂取
ほうれい線を改善しさらに美肌に!肌によい食生活を医師が解説
鼻の横のへこみ(鼻翼基部)に有効な治療法は?
実は、鼻の横のくぼみは美容医療で改善することができます。
こちらの患者様は、骨格の問題で鼻翼基部の凹みがありました。
当院での治療によって1年たっても鼻翼基部の凹みがふっくらした状態が維持されています。
以下の記事では鼻翼基部のへこみが目立つ原因と有効な治療法・治し方について解説しています。
鼻の横のへこみ(鼻翼基部)が目立つ3つの原因と有効な治療法
ほうれい線の近くの「えくぼ」を1回で簡単に長期的に治す方法は?
完全ではありませんが、グロースファクターで緩和することができます。
ほうれい線の近くの「えくぼ」を1回で簡単に長期的に治す方法
ほうれい線治療の費用でコスパがいいものは?
HIFU(ハイフ)かかる費用は、効果の持続は3-6か月のため定期的な施術が必要ですので、10年間でかかる費用は約140万円前後です。(半年に1回として計算)
ヒアルロン酸で10年間でかかる費用は約80万円前後です。
グロースファクターは、1回の施術で18万円です。
仮に2回目を9万円で追加注入した場合、10年間でかかる費用は27万円となります。(年間2.7万円。1か月だと2000円ちょっとです。)
ほうれい線・マリオネットラインがつながっている場合について知りたい
複数の治療により治療可能です。
また、仮にほうれい線のみを先に治療してもあまりバランスが悪くなることはありません。
効果的な治療法、セルフケアの詳細は以下をご覧ください。
ほうれい線・マリオネットライン |4つの治療法の比較とセルフケア
濃いほうれい線に効果的な解消法は?
まずはなぜ濃くなっているかを考える必要があります。
以下の記事では、ほうれい線が濃く目立ってしまう原因と当院で行なっている濃いほうれい線を改善する2つの治療法、さらにこれ以上のほうれい線が目立ってしまわないようにする4つのセルフケアの方法についてわかりやすくご紹介しています。
濃いほうれい線に効果的な2つの解消法|美容皮膚科医が解説!
太ったらほうれい線が深くなりますか?
はい。
意外頬のお肉が増えてからほうれい線が気になりだしたという方も少なくありません。
太ったらほうれい線が深くなる?脂肪との関係について
ほうれい線の3つの形とは?
ほうれい線の形には大きく分けて3つのタイプがあります。
直線型
鼻の脇から口角にかけて、直線を描くように伸びるタイプです。
凸型
鼻の脇から口を中心にして円を描くように伸びるタイプです。
凹型
鼻の脇から、頬の形に沿って頬を中心に円を描くように伸びるタイプです。
ほうれい線の3つの形|美容皮膚科医がイラスト付きで解説
真顔で刻まれているほうれい線は治るか?
真顔でも刻まれたほうれい線はセルフケアでの治療は難しいですが、グロースファクターによるほうれい線治療であれば自然にかつ長期的な改善が可能です。
刻まれたほうれい線が気になる方はぜひ以下をご一読ください。
真顔で刻まれているほうれい線を1回の治療で長期間改善する方法
まとめ
ほうれい線が目立つ原因はいくつかの要素があります。
その方の原因に応じてもちろん治療法も変わってきます。
ほうれい線にお悩みの方、よろしければ一度ご相談ください。(以下をクリックしてください。こちらからのメール相談は無料です)
ほうれい線専門の当院について
当院は完全予約制で、ご予約時には貸し切り状態のため誰にも会うことはありません。
リラックスした環境で、落ち着いてカウンセリングや治療を受けていただけます。
関連リンク
年代別ほうれい線対策
ほうれい線が何歳から気になるか?
20代向けのほうれい線対策
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ほうれい線が若いころから気になる方へ
鼻の横のくぼみ(鼻翼基部の凹み)